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アンチスリップ鋼板
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特徴と用途
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規格
アンチスリップ鋼板
アンチスリップ鋼板は
神鋼建材工業(株)
の特許製品で、一定間隔に多数のフランジ付孔を形成したすべり止め床材です。
鋼板の表面に突起したフランジ付孔はあらゆる方向に対して強力な摩擦力を発揮。水/油/砂などがかかってもすべりにくく安全です。形状的にも単位面積当たりの重量を軽減しており、耐摩耗性にも優れ非常に経済的です。しかもアンチスリップ鋼板独特のデザインは作業環境にマッチし需要家各位からご好評をいただいております。寸法切断・曲げ加工も承ります。お気軽にご相談下さい。
アンチスリップ鋼板には下記の商品群がございます
KST: 片面型
KSR: 両面型
KSS: 階段踏板
KSF: 床板
KSC: アンチ孔縞鋼板
KSN: 穴なし鋼板
用途
薬品/食品工場用の床/階段/架台
建築用階段/床材
土木用側溝蓋/車止め
車両用バスステップなど
特徴と用途
特徴
高い安全性
一定間隔の突起したフランジ付孔は摩擦力に優れ、あらゆる方向に対してすべりにくく、また平面は勿論、斜面でも優れた安全性を発揮します。
通気がよい
孔明き鋼板ですから適度の通気性があり屋内での換気性の必要な床、棚に最適です。また屋外では風圧が少なく、降雨に対しても水切れが良好です
。
能率の向上
迅速な動作を必要とする床でも安心して活発な行動ができ、作業能率が向上します。
すぐれた耐久性
突起したフランジ付孔は「すべり摩耗」に強く半永久的に摩擦力を失いません。
変わらぬ摩擦力
水/油/塵/土砂などが付着してもフランジ付孔が靴底を食い止め抜群の摩擦力を発揮します。
美しい外観
アンチスリップ鋼板のデザインはあらゆる環境に調和し美しい外観を呈します。
すぐれた経済性
すべり止め効果と耐久性は他に類がなく経済性に優れています。
用途
土木用
ポンプ室・導水菅・トンネルの歩廊、ダムのキャットウォーク、歩道用みぞぶたなど
建築用
化学工場・保管庫の通気床、配管操作室の床、工場設備の歩廊、階段踏板、点検通路床など
石油・化学用
精油塔の操作台、油送配管の歩廊、化学設備の通気床、石油タンクの階段踏板、シーバースの床版など
造船・車輌用
機械回り作業床、取水設備の歩廊、点検通路床、輸送車のすべり止め床、油送タンク車の階段踏板など
規格
材料規格
種別
材質
軽荷重用 板厚2.0mm以下
JIS G3131 SPHC
構造用 板厚3.2mm以下
引張強さ 400N/m
2
級
化学成分
種別
化学成分(%)
C
Si
Mn
P
S
軽荷重用
-
-
-
0.050以下
0.050以下
構造用
-
-
-
0.050以下
0.050以下
機械的性質
種別
引張試験
曲げ試験
降伏点N/mm
2
引張強さN/mm
2
伸び(%)
曲角度
曲半径
試験片(JIS)
厚さ(mm)
試験片(JIS)
%
軽荷重用
-
270以上
-
5号
27以上
180°
密着
3号
構造用
245以上
400〜510
5以下
5号
21以上
180°
厚さの1.5倍
1号
5を越え16以下
1A号
17以上
メーカー製造可能寸法
厚さ(mm)
製造最大寸法(mm)
幅(W)
長さ(L)
2.0以下
914
1,829
3.2以上
1,524
3,048
アンチスリップ鋼板は形状に方向性がありませんので、短辺を幅寸法(W)、長辺を長さ寸法(L)で示します。
階段踏板、床板の特注品についてはご相談の上製作致します。
寸法許容差
JIS G3193(熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状、寸法、質量及びその許容差)に準拠する。
強度計算上の設定条件
分類
荷重
たわみ
許容応力度
鋼板床・床板
等分布荷重
2,940N/m
2
1/300以下
15,700N/cm
2
階段踏板
集中荷重
981N
1/300以下
15,700N/cm
2
上記設定条件は建築基準法令(第85条)、および鋼構造設計基準を参考に神鋼建材工業が設定したものです。ただし階段踏板の荷重は、実際上起こりうる衝撃等実用性を考慮して、神鋼建材工業が設定したものです。
アンチスリップ鋼板の質量
板厚(mm)
参考質量(kg/m
2
)
片面型
両面型
1.6
11.9
-
2.0
14.9
-
3.2
23.6
22.2
4.5
33.2
31.2
6.0
44.4
41.6
上記質量は死荷重を考慮する場合に適用します。
切断・切欠・曲げ加工
柱、配管等により切断・切欠・曲げが必要なときは寸法を御指示いただければ加工いたします。ただし加工面にフランジ付孔がかかることがあります。
表面仕上
アンチスリップ鋼板は黒皮品を標準としますが、ご要望により溶融亜鉛メッキ、塗装等の表面仕上げも承ります。
その他
受梁の配置
アンチスリップ鋼板は方向性がありませんので受梁の配置は自由に設計できますが、周辺支持の方がたわみは小さくなります。2辺支持の場合は短辺方向に受梁を入れてください。
取り付け
受梁に直接すみ肉溶接してください。ボルト取付けの場合は300mmピッチ程度が適当です。アンチスリップ鋼板の継目に受梁が無いときは、突合せ溶接してください。
防錆処理
環境や用途に応じて塗装または溶融亜鉛メッキをしてください。とくに腐食の激しい地域の構造物に使用するときは、腐食条件に応じて耐酸塗料、耐アルカリ塗料重防食塗料を施してください。
諸実験
防滑実験
角度が自由に変えられる歩行台により防滑性能および許容使用勾配の実験を行った。下表に示すごとく安全靴などではあらゆる場合20°まで、油・水を使用しないところでは30°まで安全である。
(下表は「労働省産業安全研究所におけるアンチスリップ防滑試験報告書」より抜粋)
表面状態
革靴
地下足袋
安全靴
乾燥
20°
30°
30°
砂
25°
25°
30°
水
15°
20°
20°
油
20°
15°
20°
貨車踏段実験
鉄道労働科学研究所において貨車構造の人間工学的研究がとりあげられ「側ブレーキ踏段」にアンチスリップ鋼板を試用して実用調査を行った。調査結果として、踏板については飛び乗り及び添乗に対して非常によい結論を得た。
(「人間工学よりみた貨車構造の改善」より抜粋)
走行摩擦実験
タイヤの走行摩擦抵抗力の測定を行った。試験結果は、アンチスリップ鋼板のすべり摩擦係数は乾燥状態ではコンクリート舗装と同じか、少し大きいようで非常によい。縦すべりと横すべりの関係もほぼ同じである。湿潤状態では縞鋼板よりアンチスリップ鋼板が良い数値を示している。
(「建設省土木研究所道路研究室におけるアンチスリップ鋼板の走行摩擦係数測定報告書」より抜粋)
(注)フォークリフトが頻繁に走行する場所や傾斜路はタイヤが傷つくことがありますので不適当です。
上記、資料・図表等は神鋼建材工業のカタログをほぼ全抜粋しております。
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